独自評価・診断ロジック

実装確認日:2026年7月14日
確認対象:乗り換え名人 NMJ v119
ロジック説明版:3.0

このページでは、会社・プランデータベースに登録されている評価情報と、シミュレーション実行時に算出する相性度を分けて説明します。

当サイトの評価、ランキング、相性度、レーダーチャートは、通信サービスを比較するための参考情報です。申込み、契約成立、審査通過、通信速度、通信エリア、キャンペーン適用、節約額、満足度等を保証するものではありません。

評価情報と診断相性度の違い

乗り換え名人では、次の2種類の数値を区別しています。

種類内容
会社・プランDBの評価情報通信評価、容量別評価、通話、サポート、初期費用、支払い方法、乗り換えやすさ等として、会社・プランDBに登録されている値
診断の相性度利用者の回答、候補データ、質問条件、回答重み、ルールエンジン、レーダー軸から、シミュレーション実行時に算出する0~100%の値

診断の相性度は、会社・プランDBの総合評価値をそのまま表示するものではありません。

会社・プランDBに登録される評価項目

システムでは、会社・プランDBから次の評価項目を読み込めるようにしています。

DB項目表示上の意味
total_evaluation総合評価
communication_evaluation通信に関する評価
gb3_evaluation3GB帯の評価
gb10_evaluation10GB帯の評価
gb20_evaluation20GB帯の評価
gb50_evaluation50GB帯の評価
gb9999_evaluation大容量・無制限帯の評価
tel_evaluation通話に関する評価
support_evaluationサポート評価
firstcost_evaluation初期費用評価
pay_evaluation支払い方法評価
norikae_evaluation乗り換えやすさ評価
evaluation_ranking評価順位等の管理値

重要:現在のテーマ実装は、上記の評価値を会社・プランDBから読み込んで使用します。テーマ内には、これらの値を「順位が1つ下がるごとに0.1点減点」等の方法で自動算出する共通処理はありません。

そのため、各評価値の作成方法、情報源、確認日、更新担当、欠損値の扱いは、会社・プランDBの作成・更新工程で管理します。評価値の作成基準を変更した場合は、DBデータとこのページの説明を同時に更新します。

診断相性度の処理概要

  1. 利用者が回答した質問と、未回答時に適用する設定を読み込みます。
  2. 診断設定で指定された会社・プランDBから候補を取得します。
  3. 回答に設定された条件で、候補を絞り込みます。
  4. ルールエンジンが有効な場合、候補除外、条件判定、軸ごとの加点・減点を行います。
  5. 回答ごとの「安さ・速度・総合」の重みを、レーダー軸と軸重要度へ反映します。
  6. 各候補の軸スコアを0~100点で算出します。
  7. 軸スコアの加重平均を相性度として0~100%で算出します。
  8. 相性度が高い候補から順に表示します。

候補データの取得

診断設定ごとに、参照する会社・プランDBを管理画面で指定します。複数のDBを指定したり、回答内容によって参照先を切り替えたりすることがあります。

原則として、除外フラグが未設定、空欄または0の候補を取得します。除外フラグが有効な候補は診断対象から外します。

主なデータ項目の読み替え

DBによって列名が異なる場合があるため、システムは次の候補列から代表値を取得します。

代表値読み込み候補
月額料金pricebase_feemonthly_feepay_discountpricenet_price
データ容量gbdatadata_capacitycapacitygb_category
通信評価communication_evaluationscore_speedspeed
総合評価total_evaluationscore_overalloverall
公式URLurlofficial_urlofficial
記事URLarticle_urlarticle

回答条件による候補の絞り込み

各質問の回答には、必要に応じて次の条件を設定できます。

  • 対象となるDB項目
  • 比較方法
  • 比較する値

システム内では、これらをfieldopvalueとして管理します。

  • 同じ診断タブ内で生成された条件は、原則としてAND条件で適用します。
  • 現在選択している診断タブの質問だけを使用し、他のタブにある同名質問の条件を混在させません。
  • 項目名、比較方法または比較値が空欄の不完全な条件は適用しません。
  • 未回答時の選択肢が設定されている場合は、その設定を回答として補完することがあります。
  • 条件に合う候補がない場合は、無関係なダミー候補を表示せず、0件として扱います。

レーダー軸

レーダー軸は、診断設定ごとに管理画面で変更できます。管理画面に保存された軸が最優先で使用されます。

軸が設定されていない場合、現在の実装では次の6軸を標準値として使用します。

  • 安さ
  • 速度
  • 総合
  • データ容量
  • サポート
  • 特典

管理画面で独自の軸が設定されている場合は、その保存値を使用します。システム上は最大12軸まで読み込める設計です。

ルールエンジン

ルールエンジンが有効な診断では、利用者の回答と候補データを照合し、候補除外や軸ごとの加点・減点を行います。

ルールエンジンの設定はWordPressの診断設定に保存され、保存された内容が実際の処理で優先されます。

処理内容
候補除外条件に該当した候補を診断結果から除外
フィルター候補が指定条件を満たさない場合に除外
軸加点指定したレーダー軸へ数値を加算
軸減点指定したレーダー軸から数値を減算
軸の直接指定軸の最終点を指定
計算変数現在料金との差額、家族合計等を一時的に計算

標準6軸プリセットの主な評価要素

添付テーマに同梱された標準プリセットでは、主に次の情報を使用します。実際の診断に保存されているルールが変更されている場合は、保存済みルールが優先されます。

  • 候補の月額料金
  • 現在の月額料金との差額
  • 家族全体の現在料金と候補料金との差額
  • 希望するデータ容量と候補容量の一致度
  • 動画、ゲーム、テザリング、仕事等の利用シーン
  • 料金予算
  • 通信速度・安定性の重視度
  • 店舗サポート、MNP、eSIM等への不安
  • 家族割、固定回線セット割、ポイント、学割、端末割引等
  • MNPワンストップ、eSIM、店舗・オンラインサポート
  • キャンペーンの有無、キャンペーンURL、終了状態
  • 関連記事、比較記事、口コミページ等の確認導線

標準プリセットの料金加減点

候補の月額料金安さ軸総合軸
1円~999円+30+5
1,000円~1,999円+24+4
2,000円~2,999円+16+3
3,000円~3,999円+8変更なし
4,000円~4,999円+2変更なし
5,000円以上-8変更なし

現在料金との差額による標準加減点

現在料金と候補料金の差安さ軸総合軸
候補が3,000円以上安い+35+12
候補が2,000円以上安い+28+10
候補が1,000円以上安い+20+8
候補が500円以上安い+12+5
候補が500円以上高い-10変更なし
候補が1,000円以上高いさらに-18変更なし

複数の条件に一致する場合、ルールは順番に適用されるため、加点または減点が重なることがあります。

家族全体の料金差による標準加減点

候補の家族合計額は、原則として「候補月額料金×比較人数」で計算します。

現在の家族合計との差安さ軸総合軸
候補が8,000円以上安い+40+15
候補が5,000円以上安い+32+12
候補が3,000円以上安い+24+10
候補が1,000円以上安い+15+6
候補が1,000円以上高い-12変更なし
候補が3,000円以上高いさらに-20変更なし

家族割、固定回線セット割等を別途計算する設定が有効な場合は、結果表示側で候補料金を補正することがあります。

回答ごとの3種類の重み

各回答には、次の3種類の重みを設定できます。

  • w_price:安さに関する重み
  • w_speed:速度に関する重み
  • w_score:総合に関する重み

回答重みは、候補へ一律に順位点を付けるための値ではなく、利用者がどの軸を重視しているかを診断へ反映する値です。

軸重要度への変換

各軸の初期重要度を1.0とし、選択された回答の重みを次の式で加算します。

安さ軸重要度=1.0+選択された回答の安さ重み合計÷20

速度軸重要度=1.0+選択された回答の速度重み合計÷20

総合軸重要度=1.0+選択された回答の総合重み合計÷20

計算後の軸重要度は、0.2~6.0の範囲に制限します。

例として、安さ重みが20の場合、安さ軸の重要度は1.0から2.0へ上がります。安さ重みが40の場合は3.0になります。

追加軸への自動反映

標準6軸を使用している場合、安さ・速度・総合の回答重みは、回答ラベルや回答値の内容に応じて、データ容量、サポート、特典にも補助的に反映されます。

  • 速度重みが正の場合、データ容量軸へ速度重みの45%を加算します。
  • 回答内容に「GB」「ギガ」「容量」「動画」「テザリング」等が含まれる場合、データ容量軸へ補助加点します。
  • 総合重みが正の場合、サポート軸へ総合重みの42%を加算します。
  • 回答内容に「店舗」「MNP」「eSIM」「相談」「家族」「手続」等が含まれる場合、サポート軸へ補助加点します。
  • 安さ・総合重みの一部を、特典軸へ補助的に反映します。
  • 回答内容に「キャンペーン」「ポイント」「還元」「割引」「端末」「特典」等が含まれる場合、特典軸へ補助加点します。

回答重みによる各軸の補正値は、軸ごとに-35~+55の範囲に制限します。

各軸スコアの計算

各候補の軸スコアは、原則として50点から開始します。

軸スコア=50+候補ごとのルール加減点+回答内容による軸補正

計算結果を四捨五入し、0点未満は0点、100点を超える場合は100点へ補正します。

  • 軸に加点がない場合は、基本的に50点です。
  • 候補が条件に合うほど、対応する軸が加点されます。
  • 容量不足、料金超過、終了済みキャンペーン等の条件では減点されることがあります。
  • 候補が除外ルールに該当した場合は、診断結果へ表示しません。

相性度の計算

候補に直接指定された相性度等がない場合は、各軸スコアを回答ごとの軸重要度で加重平均します。

相性度=各軸スコア×各軸重要度の合計÷軸重要度の合計

計算結果は0~100の範囲へ補正し、四捨五入して整数のパーセントで表示します。

計算例

軸スコア重要度加重値
安さ803.0240
速度652.0130
総合701.5105
データ容量751.075
サポート601.060
特典551.055

上記の場合、加重値の合計665を重要度の合計9.5で割り、相性度は70%となります。

候補に相性度が直接設定されている場合

候補データに次のいずれかが設定されている場合、システムはその値を優先して相性度として使用します。

  • __final
  • weighted_score
  • compat_weighted
  • compat_pct
  • compat_percent

0~1で保存されている値は100倍し、0~100の範囲へ補正します。

候補の並び順

  1. 相性度が高い候補を上位にします。
  2. 相性度が同じ場合は、候補名の文字列順で並べます。
  3. ダミー、サンプル、テスト、仮データと判定された候補は表示しません。
  4. 条件に合う候補がない場合は、無関係な候補を補完せず、0件として表示します。

キャンペーンの取扱い

キャンペーンは、通常の月額料金と区別して扱います。

  • 有効なキャンペーンは、標準プリセットでは特典軸や総合軸へ加点されることがあります。
  • キャンペーン説明やキャンペーンURLが登録されている場合、特典軸へ補助加点されることがあります。
  • 終了済みと判定されたキャンペーンは、特典軸および総合軸で減点されることがあります。
  • 特典額、受取手続き、申込期限、開通期限、対象者等は、申込前に公式サイトで確認してください。

広告と評価の関係

  • 広告提携の有無は、軸スコアまたは相性度の計算条件に含めません。
  • 成果報酬額は、評価項目または回答重みに使用しません。
  • 広告主から評価点、相性度または表示順位の指定を受けません。
  • 広告掲載枠と、独自評価または診断結果を区別して表示します。
  • 広告提携していないサービスも、DBと条件設定に含まれていれば診断対象になり得ます。

診断結果の限界

  • 診断は、登録されている会社・プランDBの範囲で候補を表示します。
  • すべての通信サービスやキャンペーンを網羅するものではありません。
  • 回答内容が同じでも、DB、質問設定、回答重み、ルールの更新により結果が変わる場合があります。
  • 通信速度は、利用地域、時間帯、建物、端末、基地局、混雑状況等によって変化します。
  • 料金、手数料、キャンペーン、受付状況は変更される場合があります。
  • 家族合計の単純計算では、回線ごとに異なるプランや割引条件を完全に再現できない場合があります。

申込み前には、各通信事業者の公式サイト、料金表、提供条件書、重要事項説明書、通信エリア、対応端末をご確認ください。

設定変更時の運用

次の設定を変更した場合は、このページの説明と実際の診断結果に相違がないか確認します。

  • レーダー軸
  • 質問・回答値
  • 安さ・速度・総合の回答重み
  • 未回答時の設定
  • DB絞り込み条件
  • ルールエンジン
  • 参照する会社・プランDB
  • 料金、容量、キャンペーン、サポート等のDBデータ

変更履歴

更新日説明版変更内容
2026年7月14日3.0NMJ v119の実装を確認し、DB評価情報と診断相性度を分離しました。
2026年7月14日3.0候補取得、条件絞り込み、6軸、ルールエンジン、回答重み、軸スコア、相性度の実装を反映しました。
2026年7月14日3.0旧ページにあった順位ごとの一律0.1点減点、最低3.1点、未確認データ3点という説明を削除しました。
2025年2月23日1.0旧評価ロジックを公開しました。

誤り・更新漏れのご連絡

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